あみぐるみ屋ぽぽぽ本舗

さて、残すところ5匹となったウミウシ100匹祭ですが、
せっかくなのでなかなかつくりたくない系のウミウシたちにご登場願うことにしました。


したがって、1匹ずつしか作ってません。
リクエストやオーダーにもなるべくお応えしません！！！


第一号。



イガグリウミウシ。


おいしそう系なのかな？
しかしなぜこの色彩で｢イガグリ｣なのか謎が大いに残る。








第二号。



テントウウミウシ。


ほんとに丸いの？ほんとに丸いの？と作ってる最中に何度も横やりを入れられましたが、ほんとに丸いです。






ほんとうは黄色い突起部分はもっとちいさい棘の集まりなんだとか。
しかも全長5ミリくらいしかないんだとか…ほんとキチ…いや、自然の脅威を感じますね。




第三号。



フトガヤミノウミウシ。


前回もご紹介しましたバイブルで一目見た瞬間、｢編まなきゃ｣と思いました。なぜだろう。
ニットっぽい質感がそう思わせたのかな。
でもめんどくさかった。






この手のミノウミウシは綺麗ですが、毒のある棘を持つ生き物を食べてその棘を取り込んで自分で使うという恐ろしいリユース機能を持ってるそうです。
なのでとげとげのあるウミウシにはうかつに触っちゃダメですよ。




第四号。



アデヤカミノウミウシ。


ちょっともうなんなのよこのネーミング！たしかに艶やかだけど！






あれよね、職業｢美人看護師｣とか名刺に書かれるようなもんで、本人からしたら恥ずかしくって仕方ないとか思ってるんじゃないかと
そこまで推察する私がアホですね。そうですね。


艶やかです。お会いしてみたいです。




そして栄えある第五号。100匹目！



アオミノウミウシ。


その姿から海の守護神とか言われたりしてます。
が、恐ろしい子なんです。






先ほども書きましたミノウミウシの刺胞リユース機能（盗刺胞）ですが、こいつにもあります。
しかも盗む相手がハンパない。
カツオノエボシを食べるんですってよ！あの恐ろしいカツオノエボシを！


ああこわいこわい。


だけど姿の不思議さ美しさから、なんとリクエスト数ナンバーワン！
他のウミウシたちと形が違いすぎて、どうやって編んだもんかと四苦八苦いたしました。
…恐ろしい子！！！




というわけで、ぽぽぽ本舗はほんとにウミウシ100匹編んじゃいましたよ！


デザインフェスタvol.41に持って行きますよ。


詳細はまた明日！